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三尊仏

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意味

三尊仏さんぞんぶつとは中央の仏尊(中尊)と左右の脇侍で一組となる仏像配置の形式。

○○三尊といいます。

いわば仏様トリオ。

対語に単像・独尊像・単立像や、群像。

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キャリア

すでに古代インドに、三尊仏の配置が出現し、経典にもさまざまな事例が出てきます。

この配置は中国でも踏襲され、初唐には闇立本の帝王図巻に用いられました。

そして、天平画の聖徳太子唐本御影の素本となりました。

種類

釈迦三尊、盧遮那三尊、阿弥陀三尊、薬師三尊、弥勒三尊をご紹介。

それぞれ中尊は、釈迦如来大日如来毘盧舎那如来)、阿弥陀如来薬師如来弥勒菩薩です。

釈迦三尊

中尊は釈迦如来

盧舎那三尊(毘盧遮那三尊)

中尊は大日如来毘盧舎那如来)。

阿弥陀三尊

阿弥陀三尊の一例。中央に阿弥陀如来、向かって左が観音菩薩、右が勢至菩薩。大阪市北区の摂津国分寺にて撮影。

中尊は阿弥陀如来

薬師三尊

薬師三尊像。大講堂外から。2023年6月7日、聖徳宗総本山法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1−1−1)にて撮影。

中尊は薬師如来

弥勒三尊

中尊は弥勒菩薩

  • 法音輪菩薩(法苑林菩薩)・大妙相菩薩(吽迦陀野儀軌)

法隆寺五重塔や興福寺北円堂に安置。

日本では経説に則るよりも、適宜に按配したことが、時代の下るにつれて目立ちます。

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