仏典曰く 旗なびかず風なし 揺らぐは…
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所持品

如意宝珠

如意宝珠(にょいほうじゅ)は意のままに珍宝・衣料・食物を出して、あらゆる苦を除いてくれるファンタジーな宝珠。真言宗最極の秘物。法や仏徳を譬えたり経典の功徳を表徴。如意輪観音・馬頭観音・地蔵菩薩などの持物として人々の心願を満足させます。
所持品

金剛杵

金剛杵(こんごうしょ)とは古代インドで使われていた武器。鉄・銅などで作られ、かなり堅固です。あらゆる物を打ちくだくため金剛の名を冠しています。密教では煩悩を破砕する菩提心の象徴として使用。両端の種類から独鈷杵・三鈷杵・五鈷杵など。
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涅槃

次の写真は浄土宗蓮生寺へ仏寺めぐりしたときのもの。釈迦牟尼如来涅槃像を何枚か写しました。まずは涅槃姿の全身像を前後から。ついでパンチパーマを前後から。最後に足の裏を。どこ写してんねんというアングルですがとくにパンチパーマは気になるところ。
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微笑む仏像の正体と誕生物語

NHKのBS4Kスペシャルに、シルクロード・美の回廊II「“微笑み”がきた道」という番組があります。この番組の強みは、総計30窟に及ぶ中国の石窟美術を世界で初めて4Kカメラで撮影する許可を得た点。ここでは仏像の微笑みを追う当番組を追体験します。
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忿怒形

忿怒形(ふんぬぎょう)とは仏像形姿・形相の一つ。目を怒らせ、腕をふり上げ、足の位置も多くは複雑な形体をとっています。事例に不動明王、十二神将、金剛力士、愛染明王、大元帥明王、金剛童子など。神王形の静的なのと区別され、慈悲形の対。
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半跏思惟像

半跏思惟像(はんかしゅいぞう)は仏像のなかで珍しい倚像の一つ。左脚を台座から垂下し右足を左膝の上に置き(半跏して)右手の指を軽く頬に当てて(思惟して)います。半跏思惟像で注目される着眼点が表情。うっすらと微笑む表情はアルカイック・スマイル。
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童子形

童子形は童子(少年)の形相・表情。ふっくらとしていて、直向きな表情をしています。美豆良を結った髪形が多く、聖徳太子16歳の孝養像も。不動明王の二童子(制吒迦童子・矜羯羅童子)、毘沙門天の脇侍(善膩師童子)、渡海文殊の脇侍(善財童子)など。
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天衣

天衣(纏衣)は菩薩や神将が上半身に着る帯状の布帛です。ツーピースを想定した衣装の上衣です。如来の衲衣は全身を包みます(ワンピース想定)が、天衣は下半身の裳(ズボン)か裙(スカート)とで一組とします。条帛は装飾用布なので天衣に含みません。
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白衣

白衣は白色の法衣のことで白袈裟も含みます。いまでは、法衣の下に着る白色の下着のこと。白色は、インドで俗家のもの、中国では賤者のもの。日本では清浄無垢の色彩として長らく常用は高貴の階級に限定。僅かに祭礼・葬送のときに潔斎の意を表現する風習も。
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菩薩形

菩薩形(ぼさつぎょう)とは観音をふくむ菩薩に多く見られる形相・形姿のこと。衆生救済という使命があるため形姿は一定しません。基本形は、釈迦が出家する前のインド貴人の形姿に摸したものです。薄い天衣を着て、条帛や瓔珞を表面に纏っています。
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