自転車でめぐる西淀川区の仏教寺院の記録です。
西淀川区は大阪市の北西部、南を淀川、北を神崎川に挟まれた面積約14.21㎢の区です。東は淀川区、南東は福島区、南は此花区、北は尼崎市に接します。難波八十島の名残で、佃・姫島・出来島・大和田・御幣島など、島の名が町名に残ります。区内には28か寺あり、大阪市全体(約1,217か寺)の2.3%を占めます。西区と同数です。密度は1㎢あたりおよそ2か寺。寺は全区に均等ではなく、旧集落の姫島・野里・大和田、佃、福町に点在します。川が多いので、橋の位置を先に決めておくと動きやすいです。
宗派は浄土真宗がほとんどです。姫島の慈雲寺は市指定の絹本著色釈迦十六善神画像と、紙本墨書三願文(親鸞筆)を伝えます。野里の成覚寺は市指定の真宗関係史料。佃では正行寺・西法寺・明正寺、大和田では浄円寺・善念寺・安養寺、福町では光蓮寺・正光寺、百島では乗願寺。真言系では姫島の勝遍寺、野里の多聞寺。日蓮宗では姫島の三法寺、大和田の良政寺。時宗の光明寺(大和田)もあります。
札所としての派手さは少なく、史料と仏画、山門の風景を拾って歩く区です。姫島駅周辺に慈雲寺・三法寺・勝遍寺がまとまり、野里、大和田、神崎川を渡って佃、と塊ごとに回るのが現実的です。
アクセスの目安は阪神本線の姫島・千船、阪神なんば線の出来島・福、JR東西線の御幣島。姫島を起点に野里・大和田をまとめ、北へ佃、西へ福町、と分割すると自転車でも扱いやすいです。東へ出せば淀川区の十三、南へ出せば此花区の伝法につながります。河川敷は休憩と移動の道になります。
このカテゴリーでは、山門・境内・花・掲示板など、自転車遍路で見かけた風景を紹介しています。