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平野区

自転車でめぐる平野区の仏教寺院の記録です。

平野区は大阪市の東南部、面積約15.28㎢で市内第3位の広さです。北は生野区、西は東住吉区、東は東大阪市・八尾市、南は松原市に接します。区内には58か寺あり、大阪市全体(約1,217か寺)の4.8%を占めます。密度は1㎢あたりおよそ4か寺。区域は平野・喜連(旧摂津)と加美・瓜破・長吉(旧河内)の5つに分かれ、寺もこの旧集落に沿って点在します。広いので、一度に全区は欲張らず、郷ごとに回る区です。

核は平野郷です。大治2年(1127年)開創の大念仏寺は融通念仏宗の総本山で、日本最初の念仏道場とされます。本堂は国指定、後小松天皇宸翰の融通念仏勧進帳と良忍自筆外題の浄土論も国指定です。おおさか十三仏霊場第10番。同じ平野郷の全興寺(高野山真言宗、平野薬師)は聖徳太子開基と伝え、おおさか十三仏・摂津国八十八箇所の札所です。地獄堂があり、郷の路地を自転車で縫うと山門が続きます。平野市町の瑞興寺は市指定の真宗関係史料を伝えます。

喜連では如願寺が府指定の木造聖観音立像、市指定の地蔵菩薩立像と密教儀軌を持ち、法明寺に市指定の仏画群。瓜破東の敬正寺には府指定の石造大日如来・阿弥陀如来坐像。長吉長原では浄覚寺・光圓寺が市指定の真宗関係史料。加美には鞍作寺など、古い集落の真宗寺院が残ります。

アクセスの目安はJR大和路線・おおさか東線の平野、Osaka Metro谷町線の平野・喜連瓜破・出戸。平野駅から大念仏寺・全興寺を歩ける範囲でまとめ、喜連、加美、瓜破、長吉へと伸ばすと自転車向きです。北へ出せば生野区、西へ出せば東住吉区につながります。平野郷の路地は一方通行と狭い道が多いので、速度を落とす区間です。

このカテゴリーでは、山門・境内・花・掲示板など、自転車遍路で見かけた風景を紹介しています。

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