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仏教に触れる:哲学に比べた宗教の効果とメリット

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自分に向き合うきっかけを仏教は提供してくれます。

哲学のくどい他人向け屁理屈と仏教は違います。

水の流れや水の音、風の流れや風の音に心を澄ませることで、頼りにならない他人からも、頭が悪く頑固な自分からも解放され、ブッダと向き合っていきたいものです。

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宗教に触れる:宗教の効果とメリット

Pilar MolinaによるPixabayからの画像

宗教の効果

仏教は世界三大宗教や五大宗教の一つです。

そもそも宗教は大きく哲学と比べると特徴がわかりやすいです。

宗教は物事を善と悪、自と他、可と否のように二つに分けます。

この考え方は二分法ですのでそれなりに限界もあります。

哲学との違い

本当に二つに分けられるのか。

これを追求するのが哲学です。

善と悪をテーマにした場合、哲学の考え方は仏教より前に進み、善のなかに善や悪を見いだし、悪のなかにも善や悪を見いだすように、分類をつづけていきます。

20代30代のように脳みそが活発で活性化している時期に哲学を勉強することはそれなりの効果があります。

janeb13によるPixabayからの画像

しかし、40代以降に脳みそが鈍化していくにつれ、哲学の考え方だと落ちがないことに気づきはじめます。

「いろんな考え方がある」や「相手が間違っている」で終わってしまう哲学の無責任な態度や発想に嫌気がさしてきます。

宗教のメリット

Juraj VargaによるPixabayからの画像

そうなると二分法の限界はあるとはいえ、善と悪や自と他というシンプルな考え方の宗教が21世紀には大切だ、と私は考えます。

宗教とは心の安らぎと究極の真理を求める精神活動です。何も自分の能力や人間の能力を超えたものを求めます。

そんな能力は存在しないと思う人たちも多いのですが、人間を信用するよりも、そういう能力を信用したほうがまっとうな気もします(笑)

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仏教に触れる:仏教の効果やメリット

kmariusによるPixabayからの画像

学界よりも効果的で普及的

学界では、現代社会は競争社会だといわれるわりに打開策をまったく提起できませんでした。

現代日本の大学が示す惨状を思い起こしてください。

これに対して仏界は次の2点で人間に安心やくつろぎの効果を与えてくれます。

  • よりどころを提起してくれる
  • よりどころから自分を考え直せる

寺門や本尊などで禱るのもよし、拝むのもよし。

歴史からみたメリット

仏教は紀元前5世紀ころに釈迦を開祖として、古代インドに起こった宗教です。

世界各地への広い普及は歴史が教えるところです。

仏教は宗派の対立こそあれ、政者だけでなく民衆をも土台に展開してきた歴史に私は安心を抱きます。

宗旨間・宗派間コミュニケーション

Sasin TipchaiによるPixabayからの画像

世界にはいろんな地域があり、いろんな宗教があります。

日本では無宗教の人が多いですが、歴史的にもグローバル的にも無宗教の人たちは珍しいくらいです。

コミュニケーションの大切さ

それでも日本では檀家制度が根づよく維持されてきたので、おおまかに仏教を自分の宗教に思う人が多いのも確か。

コミュニケーション能力を磨くために、檀家制度を使っている方は人との会話で宗派を公に話してもいいように私は思っています。

先にふれたように、宗教は哲学と違ってシンプルな点が魅力です。

哲学は物事を複雑にするだけで到達点を示しません。これが哲学の歴史でした。

宗教もシンプルすぎて争いが世界史上たくさんありましたが、個人の所属を証明するときに宗派を言ってしまえば、宗教を身近に感じることができて、楽にコミュニケーションできるはずです。

ご参考までに姉妹ブログをご覧ください。コミュニケーションの取り方や重要性をまとめています。

コミュニケーションのポイント

コミュニケーションするときに、気をつけることがあります。

宗教の話をする範囲です。

自分の宗派の歴史や軽い自慢を語るに止めるのがポイントです。推薦したり勧誘したりすると嫌がられます。

自分の範囲で自分が楽しく、その話を相手が開いても楽しめるように会話を考えてみたいところです。

一つのコツは、天下分け目の戦いや明治維新で自分の宗派や地域がどのチームに入って、どう展開したかです。

過去のことなら話がしやすく、関ヶ原や維新は日本史の定番ですから、話になりやすく、コミュニケーション相手とも話がしやすいのです。

私にとっての仏教

私が私に向き合うきっかけを仏教は提供してくれます。この姿勢に宗派の対立や違いは関係ありません。

ブッダ開祖にたいする解釈の違いを知りたくなれば、宗旨・宗派の教義などを勉強していけばいい話です。

ブッダと向き合いたい

哲学のくどい他人向け屁理屈と仏教は違います。

水の流れや水の音、風の流れや風の音に心を澄ませることで、頼りにならない他人からも頭が悪く頑固な自分からも解放され、ブッダと向き合っていきたいものです。

この記事の著者
ホットケーキ
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自転車遍路

こんにちは。仏寺めぐり大阪を運営するホットケーキです。ネコが大好き(^^) 大阪市内の仏寺に勤務するかたわら、自転車遍路中。各SNSやGoogleニュースにてシェアやフォロー大歓迎。詳しいプロフィールお問い合わせもご覧ください♪

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うっとりする仏像
菩薩半跏像(半跏思惟像)

モデルは奈良県の国宝「木造菩薩半跏像」。
平安時代に密教が流行したとき、如意輪観音の右第一手が思惟相でした。

坐法も輪王坐で片膝を立てるのに似ているため、長らく如意輪観音と考えられてきました。

近年、儀軌以前の作品では、弥勒菩薩の可能性が高いと考えられています。日本では奈良時代以前の作品がこれに当たります。韓国でも弥勒菩薩だとみる説が有力です。

如意輪観音

モデルは大阪府の国宝「木造如意輪観音坐像」。
如意輪観音にょいりんかんのんとは観音菩薩のうち変化観音の一つで、六観音(七観音)にも数えられます。左手に如意宝珠という宝玉を、右手に輪を持っています。

  • 如意は宝珠で、法輪をもって衆生の願望を成就させる意味。
  • 延寿・安産・除難を祈って功徳あり。

三昧耶形は如意宝珠、紅蓮華。正式名称は如意輪観世音菩薩。

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