自転車でめぐる都島区の仏教寺院の記録です。
都島区は大阪市の北東部、面積約6.08㎢の区です。西を大川(旧淀川)、北を淀川、南を寝屋川に接し、南北に細長い平坦地です。西は北区、南は中央区、東は城東区、北東は旭区、北西は東淀川区に接します。区内には30か寺あり、大阪市全体(約1,217か寺)の2.5%を占めます。密度は1㎢あたりおよそ5か寺で、市の平均に近いです。寺は京橋・中野町、都島本通・都島中通、内代、毛馬に分かれ、大川沿いの桜之宮公園が自転車の通り道になります。
宗派は浄土真宗が多いです。正法寺・光徳寺・善久寺(都島中通・南通)、光源寺・雲観寺(内代)、正光寺(御幸町)、心宗寺(善源寺)、善福寺(毛馬)、浄行寺(中野町)などが並びます。真言系では都島本通の一心寺・弘融寺、普賢寺、誠隆寺。日蓮・法華系では東野田の日風寺、中野町の浄妙寺、本法寺大阪別院。
区内でいちばん話の核になるのは中野町の大長寺(浄土宗)です。近松門左衛門『心中天網島』の小春と紙屋治兵衛の墓があり、網島の地名と重なります。都島本通には母恩寺(後白河法皇ゆかりの尼寺)もあります。文化財の指定は藤田美術館(網島)の国宝・重文が突出していますが、寺院そのものの指定物件は少なく、山門と境内、墓所の風景を拾って歩く区です。
アクセスの目安はJR大阪環状線・東西線と京阪の京橋、JRの桜ノ宮・大阪城北詰、Osaka Metro谷町線の都島・野江内代。京橋から中野町の大長寺、都島駅周辺の本通、内代、北へ毛馬の善福寺、と大川沿いを北上するのが自転車向きです。西岸は北区の天満・太融寺、東は城東区の関目につながります。
このカテゴリーでは、山門・境内・花・掲示板など、自転車遍路で見かけた風景を紹介しています。