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瓔珞

仏像スタイル
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意味

瓔珞ようらくとは玉の頸飾(首飾)。

keyūra(枳由羅)の訳。「えいらく」とも読みます。

貴金属と珠玉を連ねた装身具はインド貴族の風習で、如来や菩薩が用いました。

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代用品

ときには、宝冠・天蓋・台座にも用い、烏枢沙摩明王は龍蛇を、深沙大将は髑髏を連ねて代用品ともします。

製作

塑造(塑像)・乾漆像・銅像では肉身部を盛り上げて製作。

檀像風には、木彫の場合にこれに準じますが、後代には別に金属板などで作りました。

装飾仏尊

天女形菩薩形の仏尊の多くは瓔珞をしています。

それらのうち髑髏や蛇代用などの独特な装飾をした仏尊例をあげます。

髑髏

烏枢沙摩明王大威徳明王大黒天伊舎那天など。

金剛童子軍荼利明王など。

七宝

釈迦如来如意輪観音など。

その他

報身の釈迦(→釈迦如来)、十一面観音妙見菩薩孔雀明王伎芸天吉祥天十羅刹女、慧光童子(→不動明王)など。

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