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三昧耶形

仏像スタイル
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意味

三昧耶形さまやぎょうとは、仏尊の印契と持物の総称。略して三形。

仏尊の内証を表示した外形で、密教の諸尊はこれによって尊名を知ることができます。

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三昧耶曼荼羅

三昧耶形だけを描いた三昧耶曼荼羅は、 金剛界曼荼羅に三昧耶会と降三世三昧耶会があります。

三昧耶

samayaの音写で、三摩耶・娑摩耶とも。

時の意味

過去・現在・未来へ直線的に経過する世間的時間をkalaといいます。

これに対して、いま説法する如来と、まさに全身を挙げて聞こうとする時のこと。

また、諸経の最初にある「如是我聞一時」の意味も。

さらに密教では、法身如来がつねに説法しつつある超時間的三昧現前の宗教的時間の意味もあります。

三昧耶の4義

平等・本誓・除障・驚覚。

  1. もともと仏と衆生とは平等、また外相はそのまま内証の表現なので平等
  2. 一切衆生を救い尽くす仏の本誓
  3. それによって煩悩などの三障(諸障礙)が除かれるので除障
  4. 行者は迷いの夢から覚醒し、発心・ 修行に進むから驚覚

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