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如来像

仏像スタイル
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概要

如来像とは如来をイメージした仏像のことです。

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スタイル

ヘアスタイル

日本でみる如来像の頭髪には螺髪が多く、少し伸びた縮れ毛の頭髪になっています。

ナム
ナム

パンチパーマ如来です。

この螺髪は、3世紀ごろの南インドの如来像にはじまり、5世紀ごろに北インドで完成された形です。

頭髪部の中心部が盛り上がっていて、これを肉髻といいます。この部分の下辺には朱色の部分を作って肉髻という場合もあります。

眉間にある白毫は、三十二相が説くように、白い旋毛が生えていた形から作り出したもの。

Kerstin RiemerによるPixabayからの画像

手元・足元

手足の指のあいだに水掻きを作るものがあります。これも三十二相が説くものです。

手にはなにも持たずに、印相だけで尊名を示すのが通例です。ただし、薬師如来像の薬壺だけは例外です。

印相

naturepostによるPixabayからの画像

インドの釈迦像の多くは説法印を胸の前に結んでいます。

これはインド的な表現で、インド各地を説法して歩いた釈迦がいまなお説法をつづけると信じているインド仏教の考え方にもとづいています。

しかし、中国や日本では、この説法印を結んだ釈迦像がほとんどみられません。

密教以前の日本では、如来像は印相で特定の如来を示すわけではありませんでした。

ですから、奈良時代までの如来像は同じ印相をしながら、印相の名称が違うこともあります。

奈良時代の如来像は与額印・施無印をしているものが多く、これを通仏相ということがあります。

菩薩形の如来

如来と名づけるもので、菩薩形をしている仏尊がいます。

密教の大日如来像と紅玻璃色阿弥陀如来像です。

大日如来は如来や菩薩などすべての仏尊を統一する最高者の地位にあります。

その他

インドでは7世紀頃に降魔形の釈迦像が多く作られましたが、日本でその姿は阿閦如来像の姿になっています。

大阪市指定文化財

有形文化財・美術工芸品(絵画)

  • 絹本著色方便法身阿弥陀如来画像 附本遇寺文書 …本遇寺(大阪市福島区)

有形文化財・美術工芸品(彫刻)

民俗文化財

有形民俗文化財

各説

各如来の説明は次のリストをご覧ください。

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