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摩崖仏

仏像スタイル
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意味

摩崖仏まがいぶつ(磨崖仏)とは、自然の懸崖や大石の表面を磨いて、文字や仏像などを陰刻したり半浮彫にしたりしたものです。

インドや中国には、石窟寺院に併置されたスケールの大きい有名な磨崖仏がたくさんあります。

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遺品

インド・アフガニスタン

エローラ石窟(インド)。TookによるPixabayからの画像

紀元前3世紀のアショーカ王(阿育王)がインド各地に遺した法勅があります。

そのうち大崖法勅は7ヵ所、小摩崖法勅は8ヵ所で発見され、おもに仏教にもとづいた行政・生活などを勧説しています。

また、アフガニスタンのバーミヤーンには、5世紀頃に製作された浅い籠に刻まれた大石仏2体があります。

中国

雲崗石窟。guo6700によるPixabayからの画像

龍門石窟。qingwumingによるPixabayからの画像

雲崗石窟(山西省)、龍門石窟(河南省)・歴城黄石崖(山東省)などに摩崖仏があります。

なお、石経は、山東省泰山経石峪に金剛般若経、山東省徂徠山映仏巌に大品般若経、山西省遼川屋嶝に華厳経などが摩崖に刻まれています。

日本

  • 滝畑の磨崖仏(大阪府河内長野市滝畑)
  • 宇智川摩崖碑(奈良県五条市)
  • 狛坂摩崖仏(滋賀県栗太郡栗東町)
  • 大谷摩崖仏(栃木県宇都宮市)
  • 臼杵摩崖仏(大分県臼杵市)
  • 熊野摩崖仏(大分県豊後高田市)

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