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千手観音曼荼羅

曼荼羅
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概要

千手観音曼荼羅せんじゅかんのんまんだらとは、千手観音の本誓や功徳を表示する曼荼羅です。

依拠する経典によって内容が異なります。

千手儀軌(不空訳)

方形三重式で、次の配置になっています。

千光眼秘密法経(三昧蘇嚇羅訳)

方形三重式で、次の配置になっています。

  • 内院…金剛杵で界して井字形に区画して各月輪中に居住し、本尊の千手観音は十一面四十臂。
  • 内院四方…金剛観音・与願観音・現敬観音・鉤召観音の四観音で、本尊とともに五智を表現。
  • 内院四隅…除怖・宝剣・智印・不退の四観音は西輪(無量寿如来)の四親近の意味。
  • 月輪外四隅…内四供養菩薩。
  • 外院…八方天と諸天を合せて十六天。
  • 第二院四門…四摂。
  • 第二院四隅…外四供養菩薩。
  • 第二院東方…持杵・大勢・宝鉢・日精と持索・榜腓・白払・月精。
  • 第二院南方…宝弓・宝経・白蓮・紫蓮と宝箭・胡瓶・青蓮・蒲桃。
  • 第二院西方…宝鏡・玉環・頂上・軍持と紅蓮・錫杖・化仏・数珠
  • 第二院北方…宝螺・髑髏宝篋・五色雲と斧・鞘・楊柳観音・宝鐸の観音を合計して四十観音。

摂無礙(不空訳)

広大な形五重式で、次の配置になっています。

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