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金剛寺

史跡
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概要

金剛寺こんごうじとは、真言宗御室派別格本山の寺院。

大阪府河内長野市天野町に所在します。

  • 宗旨:真言宗
  • 宗派:真言宗御室派
  • 山号:天野山
  • 院号:三宝院
  • 寺号:金剛寺
  • 所在:大阪府河内長野市天野町996
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歴史

聖武天皇が勅願、行基が開基、空海が密教道場としました。

のちに荒廃して、1165年に阿観上人が再興を志して、後白河法皇が1171年にに伽藍・坊舎を建立して勅願を賜いました。

武家の協力で寺運が隆昌し、八条女院の帰依で真気親王筆の弘法大師画像(重要文化財)を安置し、御影供を修して女人高野といいました。

これ以降、皇室の尊崇が厚く保護を加え、南北朝時代に後醍醐天皇はじめ村上・光厳(北朝)の御座所となりました。

豊臣秀吉は寺領307石を与え、秀頼は諸堂を修理し、江戸幕府も外護。

文化財

建築

現在も、多宝塔(平安・桃山改造)、鎌倉建築に本堂と楼門、室町期の鐘楼食堂(天野殿)のほか、御影堂・観月亭は桃山建築。

寺宝

絵画

五秘密・尊勝曼荼羅虚空蔵菩薩像、日月山水図(六曲屏風)

彫刻

運慶作と伝える大日如来坐像・降三世明王坐像・不動明王坐像。

その他

  • 楠木氏所伝の腹巻20領
  • 平安蒔絵の経筥・手箱
  • 古文書・古写経…延喜式の古写本4巻(国宝)、楠木氏文書ほか多数

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