毎日の勤行に真言宗のお経を読みたいのですが、どういうふうに読めばいいでしょうか。
ここでは、毎日の勤めに真言宗のお経を読むコツをお伝えしています。
簡潔なお経から長いお経まで、とんな種類があって、どういう順番で読むかを説明しています。
スマホやパソコンで行なう真言宗在家勤行集としてお使いください。
お経を読む方法
真言宗に限った話ではなく、一般的にお経を読む方法は次のとおりです。
- 合掌…まず、お経を読むまえに手を合わせて(合掌)、心を静めます。
- 考察…ついで、お経を読み始めるまえに、自分自身に向けて、「このお経は○○を意味している」など、お経の趣旨や大意を考えます。
- 読経…そして、お経をゆっくりと読み上げます。
真言宗で使うお経の種類
真言宗で使うお経の種類はさまざまですが、毎日のお勤めを念頭におくと次のようなお経があります。
般若心経は有名なお経の一つで、真言宗でも重要な位置を占めています。
また、真言宗が拠り所とする二大経典は「大日経」「金剛頂経」。
多くのお経は同じペースで読みますが、真言宗で使うお経には、博士という読み方の記号にしたがって読むものもあります。たとえば、四智梵語や仏讃など。
これらはDVD や YouTube などで聴いて練習するといいですが、そこまで頑張らなくても、下記の次第で私は十分と思います。
在宅の読経でおすすめする次第
在宅の読経でおすすめする次第(メニュー)は次のとおりです。真言宗での大衆供養のメニューです。
読む順序どおりに挙げます。
おすすめ図書
どうしてもお経を手元に置いておきたい場合は、次の図書をおすすめいたします。
上記の勤行用のお経や詳真言をはじめ、真言宗のさまざまな法要で読まれることの多い理趣経も収録されています(裏面に印刷)。
高野山金剛峯寺教学部が編集・校閲した、定評ある宗紋入りの勤行経典です。
身密、口密、意密の三密修行といわれる真言宗佛前勤行に役立つ内容になっています。
合掌礼拝、懺悔文、三帰、三竟、十善戒、発菩提心、三摩耶戒、開経偈、般若心経、十三仏真言、光明真言、大師宝号、祈願文、回向文、三和讃、理趣経などを収録しています。
なお、太字は上記「在宅の読経でおすすめする」お経で、すべて収録されています。
体裁は折本仕様の上製本。ハンディで勤行に実用的です。
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弘法大師御誕生1250年を記念し、仏像ワールドが新たに創作した弘法大師像。
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