意味
法華曼荼羅とは法華経法の本尊。
「法華経」宝塔品の意味は、密教的には成就妙法蓮華経王瑜伽観音儀軌(不空訳)と法華曼荼羅威儀形色法経(不空訳)の2点に依拠しています。
法華曼荼羅は三重方形式。
内院の八葉蓮華の中心に釈迦如来・多宝如来の二仏が同坐する宝塔です。
住民
- 八葉:八大菩薩(弥勒・文殊・薬王・妙音・常精進・無尽意・観音・普賢)
- 四隅:迦葉・須菩提・舎利弗・日犍連
- 第二重各門:四摂菩薩と得大勢・宝手・宝幢・星宿王・宝月・満月・勇施・一切成就の八菩薩
- 第二重四隅:外四供養菩薩
- 外院四門:四天王
- 外院四隅:四明王(不動明王・降三世明王・軍荼利明王・烏枢沙摩明王)と八天(梵天・帝釈天・大自在天・難陀龍王・妙法緊那羅王・乾闥婆王・ 羅睺阿修羅王・如意迦楼羅王)
文化財
鎌倉時代の絹本着色図が以下に所蔵。
唐招提寺(奈良県奈良市)、太山寺(兵庫県神戸市)、萩原寺(香川県観音寺市)。
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