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浄土変相図

曼荼羅
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意味

浄土変相図じょうどへんそうずは諸仏のいる各浄土の荘厳の様子を図にしたものです。

浄土曼荼羅や浄土変浄土図ともいい、略語に浄土変・浄土図。

浄土の如来・菩薩・施設・荘厳などを描いて浄土の様子を表現しています。

種類

浄土の種類によって次のように主要な浄土変を区別します。

盧舎那浄土変

華厳経が説く毘盧舎那如来の蓮華蔵世界。

東大寺大仏の蓮瓣にある創建当時の天平作の毛彫が有名。

霊山浄土変

釈迦如来による霊鷲山りょうじゅせん(耆闍崛山ぎじゃくっせん)での法華説法図。長谷寺蔵の銅版浮彫が有名。

薬師浄土変

薬師如来の東方浄瑠璃世界を描きます。

法隆寺金堂の壁画にあったものが有名。

阿弥陀浄土変

阿弥陀如来の西方極楽世界。

弥勒浄土変

五十六億七千万歳の後に成仏する補処の菩薩(弥勒菩薩)と兜率天宮を描きます。

中宮寺蔵の天寿国曼荼羅繡帳が聖徳太子の往生した浄土を写したといわれます。

補陀落浄土変

観音菩薩の住所。

半身裸形で袴を着け、合掌して立っています(釈迦誕生仏に近似)。

歴史

最も浄土変相図が盛んに作られたのは阿弥陀如来の西方極楽世界。

日本では奈良時代から盛行しました。

俗に浄土三曼荼羅(当麻曼荼羅・智光曼荼羅・清海曼荼羅)があって、模写や転写が盛んに行なわれました。

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