大阪市内の仏教寺院を自転車遍路。山門・境内・お花たちの長閑な風景を紹介しています。
最近の関心事は3つ。
曹洞宗鳳林寺(大阪市天王寺区)
- 宗旨:曹洞宗
- 宗派:
- 山号:最乗山
- 院号:
- 寺号:鳳林寺
- よみ:ほうりんじ
- 本尊:
- 所在地:大阪市天王寺区六万体町2-20
2022年6月17日に撮影。
境内
上島鬼貫墓所は大阪市「歴史の散歩道」に指定されています。
一願不動明王の看板。
屋根瓦
鳳林寺由来
当山は曹洞宗山林寺と称し、和尚の開基 天正十六年(一五八八年)に創建された。 はじめ武蔵国岩付にあり、芳林寺と書いたが天正の終り豊臣秀吉公よりこの地を鳴り岩村より移った。
元和元年(一六一五年)徳川家康公より摂津一国僧録の印を授けられ大本山永平寺より状を受けた。この頃の門前にあり、天下太平の吉兆とて寺と改められた。寛永から元禄年間にかけて佛殿を中心とした七堂 が建立されるとともに寛永六年(一六二九年)惟録司に任 どられ朝廷からは綸旨を綴り正徳四年(一七一四年)には大本 山永平寺より常恒会地という格式を与えられている。江戸時代二百余年にわたり大坂城代の菩提寺として末寺十か寺余を有し、内における曹洞宗第一の道場であった。
昭和二十年三月の大阪大空襲で七堂伽藍全て焼失したが昭和三十四年本堂、山門を再建した。なお境内には大坂城代米倉守代々、同じく安倍津代々、江戸期の俳人上島鬼貫、明治期大阪財界の重鎮松本重太郎の墓碑がある。
鳳林寺会館を隣接。
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