大阪メトロ谷町線でお寺めぐり
PR

曹洞宗

宗旨・宗派
この記事は約2分で読めます。
記事内に広告を含みます。
スポンサーリンク

基本情報

曹洞宗そうとうしゅうとは禅宗五家七宗の1つ。

  • 両大本山:①永平寺えいへいじ(福井県吉田郡永平寺町)、②総持寺そうじじ(神奈川県横浜市鶴見区)
  • 本尊釈迦牟尼仏しゃかむにぶつ
  • 開祖:道元
  • 太祖:瑩山

大阪市内の曹洞宗寺院はこちらをご覧ください。

スポンサーリンク

お経

曹洞宗のお経は、ほかの仏教宗旨と同じスタンスで、おもに漢訳の経典を使います。

家で読むお経として公式ホームページで紹介されているものは、次のお経です。

  • 開経偈
  • 摩訶般若波羅蜜多心経(般若心経
  • 修証義
  • 妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈
  • 舍利礼文
  • 普回向(回向文
  • 普勧坐禅儀(→坐禅
  • 食事の偈(五観の偈)

歴史

中国で成立

禅宗は7世紀、中国禅宗六祖の慧能のときに南宗禅(祖師禅)が大成されていました。

9世紀、洞山良价(807年〜869年)が南宗禅の法系を加味して、法を広めました。

そして、中国禅宗六祖の住んでいた曹渓の「曹」と洞山の「洞」をとって、自分の法系の名前にしました。

宋代以降の中国禅界は、臨済宗と曹洞宗の2大法系に分かれました。

日本へ輸入

道元が日本へ輸入。

洞山第13世の天童如浄からの法を授かり、日本で伝えました。

道元禅師どうげんぜんじは永平寺(福井県)に住んでいて、曹洞宗風を鼓吹し、四世瑩山禅師けいざんぜんじのとき、能登に総持寺を開きました。

瑩山禅師は1300年頃に大乗寺(石川県)の住職になってから、門徒をたくさん集め、曹洞宗の発展を促しました。

日本の曹洞宗

日本の曹洞宗は道元を開祖に、瑩山を太祖と考えています。

二人の「祖」を立てる姿勢を一仏二祖といいます。

また、永平寺・総持寺(1898年に鶴見へ移転)の二山を大本山として、管長は宗門の最高権威に位置づけられています。

現在、曹洞宗は1万5000の寺院と800万人の檀信徒を数えます。

関連情報

コメント お気軽に♬

タイトルとURLをコピーしました