意味
追善供養とは、供養の一つで、死者の苦をいてき冥福を祈るために、生存者が善事を後から追い行なって死者の功徳をたすけること。
本来の言葉は「追薦」で、追福ともいいます。
ふつう、死後7日ごとに四十九日まで百か日・年忌などに法要を行なったり、 仏像堂塔を造って財物法具を施したりします。
中国
雲崗石窟や龍門石窟など、中国仏教では、天子(皇帝)たちの石窟造営が追善供養の大きな事例です。
日本
浄土宗では念仏が追善供養の方法です。
浄土真宗では自力の追善を必要とせず、これを営むのは仏や祖師の恩に報いるためと考え、追善とはいいません。
なかには、個人や多数で同一経典を1000回読む千部会も行なわれたことがあります。
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