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万燈会

行事
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意味

万燈会まんとうえとは、供養物の一つである燈明(万燈)を供養する法会のこと。

密教での供養の一種に数えられています。

罪障を懺悔して四恩に報いるために一万の燈明を献ずる法会で、中国で盛行。

日本では744年・746年に行なわれたのが最古の記録です。

ナム
ナム

旧漢字・新漢字の組み合わせがお寺ごとに違います。だいたい、万燈会、万灯会、萬燈会の3つがよく使われます。

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行事

東大寺・万灯供養会

東大寺の万灯供養会は、毎年12月14日に大仏殿で修するのが恒例で、舞楽も奉献しました。

最近では盂蘭盆会の最終日(8月15日)に大仏殿にて行なっています。

高野山・奥之院萬燈会

高野山万燈会は、832年に空海の上表で勅許を得て9月24日にスタート。

願文は「性霊集」にもあり、国家の公共 として延喜式に料費を記載。

一山の荒廃で中絶したのを1016年に祈親(定誉・持経上人)が復興し、奥院燈籠堂に続いて、持経燈・貧女の一燈といいました。

1088年に白河上皇が登山して3万の燈明を献じて理三昧を修しました。

そのさい、三口阿闍梨、三十口上人を寄進し、自ら燈を挑げたのを白河燈と自称。

もともと毎年9月24日に金堂で行なっていましたが、江戸初期に復興して11月24日、今では10月1日・2日・3日に行なっています。

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