意味
八大龍王とは、法華経の会座に列した護法善神の龍王8体。
顕教・密教とも龍族の代表8を数えます。
有名なケースは「法華経」序品。
- 難陀…護法龍神の代表(法華曼荼羅など)
- 跋難陀…難陀と兄弟で請雨曼荼羅にも2龍王を中心に五大龍王が囲繞
- 沙伽羅…請雨法の本尊で、千手観音の二十八部衆の一つ
- 和脩吉…九頭龍
- 徳叉迦…和脩吉と同胞で、怒って凝視すれば人畜はすぐ絶命
- 阿那婆達多…雪山頂の阿耨達池を住処に、四大河を分けて人間世界を潤沢(徳が最高)
- 摩郡須…摩那蘇婆帝とも
- 優鉢羅…青蓮華池が住処
「陀羅尼集」6では、難陀、婆素雞(和脩吉)、徳叉迦、羯固吒、般摩、摩訶般摩、商法波羅、鳩利迦。
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