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請雨法

河川
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意味

請雨法しょううほうとは降雨を祈願する(請雨)ときに使う修法

大雲輪請雨経や大孔雀呪王経などの所説に依拠し、さまざまな密教経軌にもよります。

池泉の辺に青色幕をめぐらし、その内に壇を作って規定の修法を行ないました。

そのとき用いる絵図を請雨経曼荼羅といい、釈迦を中心に龍王などが描かれています。

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経典

インドや中国以来、降雨を祈る仏教の行事はいろんな方法で行なわれ、上記の経典(大雲輪請雨経や大孔雀呪王経など)にもとづきました。

日本では請雨法として請雨経法・孔雀経法が中心でした。

関連する仏尊・経典

  • 沙伽羅龍王(沙掲羅龍王)…請雨法の本尊で、八大龍王の一つ。
  • 善女龍王空海が神泉苑(京都市)で請雨法をしたときに応現した龍王。
  • 孔雀経法…息災・延命・除難、請雨法の一つ(→孔雀明王)。
  • 尊勝法…平安時代中期、天台宗の僧侶の尊意僧正が請雨をしたところ効果があり、それ以降、とくに朝廷で尊ばれるようになりました。

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