大阪メトロ谷町線でお寺めぐり

天女

仏様タグ
この記事は約1分で読めます。
スポンサーリンク

意味

天女てんにょとは天部諸尊のうち女性的風貌をしたもの。

天部諸尊とは、他宗教の諸神が守護神として仏教内に再編成されたもの。

如来や菩薩よりも低い地位。

種類

ふつう、仏教諸神は性別を超越した存在として理解されますが、外来神には性別があります。

后妃の名

胎蔵界曼荼羅では最外囲の外金剛部院を天部の住位とし、后妃の名を連ねるのは性別を意識しています。

これに該当する天女が、器手天・堅牢地神(地天)・天婆・藪仙・火天・阿詣羅仙・瞿曇仙・大自在天梵天水天那羅延天風天・成就仙・帝釈天伊舎那天など。

天女の名

最初から天女の名もあります。

守門天女・昆紐天女・自在天女・夜摩天女 ・黒暗天女。

ただし、菩薩の女性的表現は、慈悲を主として下化衆生の目的のための手段なので、天女とはいいません。

女性らしさ

天部のうちで明らかに女性らしい吉祥天・宝蔵天女・辯才天伎芸天は天女ともいいます。

コメント お気軽に♬

タイトルとURLをコピーしました