大阪メトロ谷町線でお寺めぐり
PR

五色界道

仏界
この記事は約1分で読めます。
記事内に広告を含みます。
スポンサーリンク

意味

五色界道ごしきかいどうとは曼荼羅の境界に用いる五色の線。

密教では五色を重視して、いろんな意味や意義をもたせています。

スポンサーリンク

配置

現図曼荼羅

金剛界の理趣会をのぞく各会の中輪(中央の月輪、大日如来を安置)の外囲に方形にとり巻きます。

一印会が大きくて見やすいです。

内から外へ法爾の次第として白青黄赤黒の順序。

胎蔵曼荼羅

中台八葉院外囲の方形にあります。

内から外へ法爾の次第として白赤黄青黒の順序。

行者が諸尊に供養する通路、諸尊が出入往還する通路、供養物を並べる場所などの諸説あり。

彩色曼荼羅

胎蔵界曼荼羅 金剛界曼荼羅
真言院曼荼羅 黄白黒青赤 白黄赤黒青
東寺残欠甲本 黄白青黒赤 白黄赤青黒
高野血曼荼羅 黄白青黒赤 白黄赤黒青
根津八十一尊 白赤黄青黒

異同

  • 基準となる現図曼荼羅としての元禄本によると、胎蔵界曼荼羅での順序は白黄赤青黒(陀羅尼集経7)。
  • 瑜祇経によると、金剛界曼荼羅での順序は白黄青赤黒。

色彩の排列は他にもいろいろで、3条に簡略化した遺品もあります。

コメント お気軽に♬

タイトルとURLをコピーしました