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真言宗大日寺(大阪市城東区)

城東区
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大阪市内の仏教寺院を自転車遍路。山門・境内・お花たちの長閑な風景を紹介しています。
最近の関心事は3つ。

  1. 仏像を写す
  2. 毎日の勤行に真言宗のお経を読む
  3. 終活に仏寺めぐりを考える
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真言宗大日寺(大阪市城東区)

真言宗大日寺(大阪市城東区)。2022年3月14日に撮影。

安産子安。真言宗大日寺(大阪市城東区)。2022年3月14日に撮影。

真言宗御室派宝栄山大日寺(大阪市城東区)。2022年3月14日に撮影。

子安大日如来。真言宗大日寺(大阪市城東区)。2022年3月14日に撮影。

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プレート日本史

大日寺には、城東区役所が2017年に設置したプレートがあります。

このお寺には経文を納める塔(宝篋印塔/ほうきょういんとう)があり、複数の有名な仏像とともに区役所が評価しています(大阪市城東区:大日寺と宝篋印塔)。

設置されたプレートにはさらに多くの情報があるため、以下に引用します。

弘仁年間(810~824)、弘法大師様巡錫の折、鴫野に園女という女性がおり、既に二児を出産したものの、再び難産を経ねばならぬことは死の思いがいたしますとお大師様にお助けを願ったところ、世の女性の難産を除くために一刀三禮の大日如来の像を刻み、大日寺を建立さ れたといわれています。

大日寺は鴫野の村寺として、村の人達に大切に守られて きました。豊臣秀吉も大坂城築城の折、鬼門除けにお詣りをし、境内で休息を取ったと伝えられています。江戸時代に編纂された書物「摂陽群談」「摂津名所図会大成」にも 「大日堂」としてその名が見え、「子安の大日」として広く信仰されたことが記されています。摂津の国中の人が参拝して賑わい、毎月二十一日にはお大師様詣りの人々が一日中断えなかったそうです。

本堂にはご本尊子安大日如来(秘仏)のほか、如意輪観音、 弘法大師、不動明王阿弥陀如来釈迦如来役小角行者えんのおづのぎょうじゃ、女神等が並び、戦国時代の武将松永弾正少弼久秀まつながだんじょうしょうひつひさひで崇敬の毘沙門天も安置されています。

境内には小ぶりながら大坂冬の陣時代よりさらに古い時代のものではないかといわれる宝篋印塔ほうきょういんとうもあります。

ご宝物に徳川五代将軍綱吉の息女がお産の折、安産のお礼に奉納したと伝わる葵紋入りの戸帳、紀州徳川家より寄進されたと伝わるお香入れ、江戸時代の大般若経六百巻等があります。(2017年3月 城東区役所)真言宗大日寺のボード

関連情報

本尊の大日如来の前に如意輪観音、両隣に弘法大師と不動明王。さらにその両隣に阿弥陀如来坐像と釈迦如来坐像。

木造不動明王坐像は大阪市指定文化財です。

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