意味
深沙大将(または深沙神王)とは玄奘三蔵が天竺(インド)に赴いたときに現われた護法神。
多聞天の化身ともいわれます。
キャリア
流沙(流砂)中に出現して、玄奘が取経する大業を守護しました。
息災のため中国の家々で祭り霊験があったと、請来者の常暁が記しています。
このことから、砂漠(沙漠)の旋風や悪疫の難を除くとか、法華経行者に仕える曠野鬼神とか、さまざまな説があります。
そのためか形像も様々。
形姿
大般若経の守護神として大般若十大善神とともに描かれることが多く、独尊像として作られることは少ないです。
二臂で、胸に髑髏の珞をなし、腹部に小児の顔を表わす怪異の外観。
そのうえで次の2つのタイプがあります。
文化財
東大寺像は異色ある彫像の一つ。
醍醐寺にも彫像画像があります。
いずれも般若経守護の十六善神とともに僕に対して描かれています。
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