意味
四摂菩薩とは、金剛界曼荼羅の四門に配する4菩薩。
中尊である大日如来の徳を衆生に摂化する菩薩の意味で、衆生を導くのを魚を釣る姿で表現しています。
鉤で引寄せて、索で法界宮に導き、鎖で保護して、鈴で歓喜を示すという具合。
キャリア
アドレス
化他門の意を表わすために、月輪外にいて塔の四門に配置。
役割と御利益
それぞれ鉤・索・鎖・鈴の徳があり、この四徳は、布施・愛語・利行・同事にあたります。
形姿
菩薩形で二臂。
それぞれ右手に鉤・索・鎖・鈴を持って各尊の分担を表示し、 左手を拳に作って腰に当てています。
別尊曼荼羅(仏眼・阿弥陀・五大虚空蔵・異本などの曼荼羅)にも描かれていますが、単独像はありません。
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