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鬼子母神

仏様リスト
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意味

鬼子母神きしぼじんは子供を庇護する善女神。

歓喜母、愛子母ともいいます。

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ご利益

求児、安産、子育て、幼児保護。

キャリア

鬼子母神(訶梨帝母)のイラスト。土佐秀信画『仏像図彙』三、1900年、11丁。

ヒンドゥー教時代は訶利帝母かりていも(訶梨帝母/ハーリーティー)といって、500人が1000人の子供がいました。

他方、幼児を捕えて食べる悪鬼女だったので、ブッダは彼女の末子を隠して、親の悲しみを諭しました。

訶利帝母は改心して、ブッダに帰依。

のち、子供を庇護する善神として顕教・密密で尊崇されるようになりました。

形姿

Statue of seated Hārītī with children from Yusufzai, 2nd-3rd centuries CE. British Museum, Goddess Hariri With Baby

多くの作品では天女形で子供を抱擁したり従えたりしています。

たまに鬼神形を示すものもあります。

童児の数には三子・五子・ 七子・九子などいろいろ。

鬼子母神は十羅刹女とともに「法華経」護持の神として一緒に描かれることがあります。

文化財

有名作品に、園城寺や東大寺の彫像、浄瑠璃寺の吉祥天厨子絵、醍醐寺の画像など。→吉祥天厨子

大阪市内の鬼子母神

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