大阪市内の仏教寺院を自転車遍路。山門・境内・お花たちの長閑な風景を紹介しています。
最近の関心事は3つ。
日蓮宗法性寺(大阪市中央区)
- 宗旨:日蓮宗
- 宗派:日蓮宗
- 山号:真如山
- 院号:
- 寺号:法性寺
- よみ:ほっしょうじ
- 本尊:
- 創建:1598年
- 開山:真如院日信
- 所在地:大阪市中央区中寺1-1-32
2022年4月8日に撮影。
この日はお釈迦様の誕生日だったので、南門のお盆に置かれたお釈迦様のミニチュアに甘茶をかけると、花鉢を一人一つもらえました。
妻の育てているベランダ園芸にない色がオレンジだったので、オレンジのダリアを貰って帰りました。
途中からは近所のおばさんたちが集まってきて、賑やかになりました。寺院と地域のほのぼのした関係を確認できました。
西門は次のような具合です。
幕末維新期、オランダ医師(蘭医)ボードウィンが法性寺を寓居に使ったことがあります(上の石碑左「ボードインゆかりの地」)。また、1894年に薩摩屋の外護を受けました。
なお、法性寺は、1945年3月13日の大阪大空襲で鐘楼堂と唱題堂以外をすべて焼失しています。
このお寺を守る屋根瓦たちは威勢がいいですよ。
吠えてます。
境内にはお花がいろいろと咲いていて、撮影に夢中になりました。
断崖の女王が置かれていました。
てっきり茶色と白色のコントラストを効かせた苔(コケ)と思っていました。
帰宅してからピンボケした花札からネット検索で調べると、イワタバコ科・学名「シンニギア・レウコトリカ」の多肉植物と…。
ブラジルのパラナ州の断崖に自生してきた植物だそうです。
シャガは、この春先でいちばん気になった花。注意するといろんな場所で咲いています。
梵鐘の形をした常盤屈曲花(トキワマガリバナ)も可愛いです。
これは提灯花の一種ですね。
フクシアよりもどぎつい感じがするのは黄色の花弁のせいでしょうか…。
さて、法性寺の南門には2体の王が立っていました。
境内にはほかに可愛らしい石像もちらほら。
日蓮宗法性寺を代表する掃除小僧です!
やけにノリがよさそうな表情です。
フケ専にはたまらないグロテスクな老け顔に、鉄をもはじく恰幅のいいお腹。
掃除小僧といい大黒天といい、どうも仏教って可愛さがついてくるので、キャラ探し(像さがし)が癖になってしまいますね。
最後に、法性寺の公式ページを載せておきます。
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