意味
地獄変とは地獄の状況を図にしたもの。
地獄と極楽を対比的に描いたり、十界や六道の一部として描いたりしたものがあります。
相地獄絵や地獄図ともいいます。
作品
インドのアジャンター石窟寺をはじめ、西城や中国に遺品があります。
日本では平安中期に源信が『往生要集』を著わしてから浄土変とともに作られるようになりました。
来迎寺の十界図(15幀)のうちには等活・黒縄・衆合・阿鼻と閻魔王庁図があり、北野天神縁起の根本縁起には2巻の地獄相があります。
また、禅林寺の十界図、金戒光明寺の地獄極楽屏風のほか地獄草子などもあります。
コメント お気軽に♬