仏典曰く 旗なびかず風なし 揺らぐは…

白衣観音

仏様リスト
この記事は約1分で読めます。
スポンサーリンク

意味

白衣観音びゃくえかんのん観音菩薩の変化形(三十三観音)の一つ。

白衣で白蓮華中や石上に坐っています。

白は清浄菩提心、白処、白衣の意味。

  • 異名…白処尊菩薩、大白衣観音、服白衣観音、白衣観自在母、白住処観音、白処自在菩薩
  • 密号…離垢金剛、普化金剛
  • 三昧耶形…開蓮華
ナム
ナム

牧渓筆をはじめ水墨画の好画題になった仏尊です。

キャリア

アドレス

「胎蔵界曼荼羅」蓮華部院(観音院とも)に配属。

白処自在菩薩を名乗ります。

役割

白色は清浄菩提心を表し、諸仏の大悲を生ずることから、「胎蔵界曼荼羅」蓮華部院部母ぶもともいわれます。

後期密教では、阿弥陀如来の配偶者で観音部の諸尊を生むと考えられました。

御利益

息災・除病・安産・育児など広く信仰されてきました。

展開

水墨画などに、頭から白衣を被る姿としてたくさん描かれてきました。

形姿

基本形

一面二臂。

身体は黄色、右手は施願印を結んでいます。

「胎蔵界現図曼荼羅」蓮華部院にて

白処華中に住み、髪髻冠・白衣を着用。左手に開敷蓮華を持っています。

レアケース

  • 白衣を宝冠の上から被る像
  • 三面六臂像
  • 白衣観音曼荼羅

コメント お気軽に♬

タイトルとURLをコピーしました