大阪市内の仏教寺院を自転車遍路。山門・境内・お花たちの長閑な風景を紹介しています。
最近の関心事は3つ。
遍路に使っている自転車は、プロフィール記事をご覧ください。
大阪市の仏教寺院の特徴
大阪市の仏教寺院の特徴は住居兼用が多いこと。このためお寺の門がよく閉まっていて、仏に祈ることは難しいです。寺門で禱り寺門を撮します(寺門寺禱/じもんじとう)。
2022年1月・2月はCOVID-19のオミクロン株が感染拡大するなか、今年の目標である大阪市内の寺院めぐりを私はコツコツと続けてきました。
もちろん公共交通機関を避けて飲食店で休憩することもなく、ひたすら自転車で回っています。
大阪府には3300の寺があって日本2位です。
つい奈良県や京都府が多い気がしますが、1位は意外に愛知県。
大阪市内だけをみても約1200か寺の仏教寺院があり、かなり多いです。詳しくは次の記事をご覧ください。
ただ、四天王寺や太融寺のように寺社だけというケースが奈良ほど多くありません。だいたいは住居兼用なので、一つひとつのお寺に長居することがありません。
その分、奈良の寺にくらべて寂しい面もありますが、たまに開門されている寺があり、そこの方と話すのが癒しになっています。
コロナでお寺の門はだいたい閉まってるので、門前で地球の写真をイメージして平和をお祈りしてます。ですから、寺院めぐりの記事には寺門寺禱という用語をタグづけしています。
また、お寺の掲示板があれば撮影して、それを文章にしています。
この場合、タグはボードの教えにしています。仏の教えや僧侶の詩・俳句などから、すっきりした人生観を味わうことがカオスの時代に大切です。
やたらとお寺が多い大阪市。果たして目標を完遂できるでしょうか。
大阪市と仏教寺院の関係
大阪市内の寺院めぐりをしていて、大阪市は川との戦いの歴史をもっていることを痛感します。
また、大阪市指定文化財や大阪市顕彰史跡などの歴史化作業にも熱いものを感じます。
そして、おてらおやつクラブや保育園・幼稚園などの運営をとおして、お寺が地域社会にかなり貢献していることも知りました。
これからも、残り1100件ほどの寺院めぐりをとおして、大阪史や仏教史や日本史に触れていきたいと思います。
自転車遍路について
メリット
歩いてお遍路をするよりも時間がかからず、車で回るよりも味わい深い旅になります。
簡単な準備
自転車で長距離を遍路する場合、総距離は約1,200km程度で、約2週間程度の期間が必要です。
自転車遍路をする場合、あると便利な装備としては、自転車用のナビゲーションアプリや地図、防水のバッグやポーチ、夜間走行用のライトなどが挙げられます。
また、事前にルートを確認しておくことが大切です。たとえば、霊場めぐりの公式サイトや、自転車遍路をした人が書いたブログなどを参考にすることをおすすめします\(^o^)/
おまけ:楽園の瑕
奈良の実家が檀家だったり母が寺院に勤務していたりと、私は幼少期から仏教に馴染んできました。
そのなかで最も心に刺さった言葉がウォン・カーウァイ監督の映画『楽園の瑕』の字幕でした。
私が最近になって仏教を改めて気にするようになった理由は体調不良ですが、こういう一文で本質をとらえたような台詞に出会いたいという思いもあります。
いろんな宗旨や宗派がありますが、私は仏教という幅広く奥深い次元で何か探求できないか、それを模索しています。
空回りでもサイクリングにはなるので、続けて生きたいところです。
それでは寺院めぐり、自転車でめぐる大阪市内の仏教寺院をお楽しみください。