大阪市内の仏教寺院を自転車遍路。山門・境内・お花たちの長閑な風景を紹介しています。
最近の関心事は3つ。
日蓮宗妙見閣寺(大阪市旭区)
- 宗旨:日蓮宗
- 宗派:日蓮宗
- 山号:妙法華山
- 院号:
- 寺号:妙見閣寺
- よみ:みょうけんかくじ
- 本尊:大曼荼羅(脇侍に、日蓮聖人御尊像、天照大神像、開山本珠院日惠法尼像)
- 経典:妙法蓮華経
- 所在地:大阪市旭区中宮5-2-28
- 参拝日:2022年2月3日、2022年2月25日、2022年4月23日
2022年2月3日
2022年2月25日
2月3日に撮影した、先の写真は裏門だと分かったので、2月25日に再撮影に行きました。
大阪市の立て込んだ寺院ですが、しっかりした建造物が二つひしめき合っていて、引き締まった思いになりました。
赤色の宝塔と提灯が可愛い半面でカッコいいです。
沿革
- 1955年:開山・開創(身光山 妙見閣寺、大阪市城東区鴫野)
- 開山以来、京橋駅空襲被災者慰霊祭を執行
- 1999年:移転(妙法華山 妙見閣寺、大阪市旭区中宮)
年間行事
- 新年祝祷会(1月)
- 節分会・星祭り(2月)
- 春季彼岸会(3月)
- 御開山忌(5月~6月頃)
- 盂蘭盆・施餓鬼会(8月)
- 京橋駅慰霊祭(8月14日)
- 秋季彼岸会(9月)
- お会式(11月)
ボードの教え
人のふるまいにてそうらいけるぞ
~わたしはあなたにうつしません~
いま、コロナウイルス感染による社会不安が増大しています。昨日の打算、今日の妥協が、未来を、自分を食いつぶしていきます。今日のわたしたちは、昨日のわたしたちの行動です。明日のわたしたちは、今日のわたしたちの行動です。
明日のため、未来のため、わたしたちが出来ること。それは「うつさない」こと。正しく恐れ、冷静に対応し、慎んだ行動をとりましょう。わたしはあなたを信じます。日蓮宗妙法華山妙見閣寺のボード
プレート日本史:大阪大空襲 京橋駅爆撃被災者慰霊碑
先述のように、1955年から京橋駅空襲被災者慰霊祭が妙見閣寺で行なわれています。
慰霊祭に関わる慰霊碑がJR京橋駅南口西側に設置されています。
これら記念碑の西壁には大きな看板に空襲と爆撃に関する説明が付されています。
このうち、「大阪大空襲 京橋駅爆撃被災者慰霊碑」と「納経塔」は、1983年2月に国鉄京橋駅長名義で掲示された文面を踏襲しています。
全文は「総務省|一般戦災死没者の追悼|大阪大空襲 京橋駅爆撃被災者慰霊碑 他」をご覧ください。
現在は、2つの項目以外に「釈迦牟尼仏像と平和祈念像」についても記されています。
総務省のページではこの部分が記されていませんので、引用しておきます。
この惨事を後世に伝えるため、1984年に釈迦牟尼仏像と平和祈念像が建立された。これは大阪城東ライオンズクラブが結成20周年事業として寄贈したものである。(空襲被災者慰霊祭世話人会・大阪市城東区役所・JR西日本京橋駅)JR京橋駅南口西側プレートより
このプレートには「空襲から10か月後の京橋駅」(『日本国有鉄道百年写真史』より)と「平和祈念像」の写真も掲出されています。
建立者 | 建立年 | |
慰霊碑 | 森本栄一郎 | 1947年 |
納経塔 | 有志一同 | 1983年 |
仏 像 | 城東ライオンズクラブ | 1984年 |
平和祈念像 | 城東ライオンズクラブ | 1984年 |
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