意味
シバ神とはインド教の三主神の一つ。湿婆天とも書きます。
ルドラ(Rudra)の異名で「リグーべーダ」の冒頭から登場します。
キャリア

hamrthroerによるPixabayからの画像
インドにて
特徴
シバ神はリンガ(男根)を象徴にして、シバのシャクティ(性力)が崇拝されました。
破壊の恐怖と万病を救う恩恵の両極を兼備。
この内容は、次の2極を示します。
- インドのモンスーン(季節風)の疾風と驟雨の凄惨さ
- 風の通過後にもたらされる万物蘇生の爽快さ
叙事詩以降、シバ(シヴァ)の名でよばれ、プラーナ聖典にいたって最も活躍しました。
異名が多く、敍事詩に1000種以上も出てきます。
また、シバ派の主神として豊富な神話を提供してきました。
三主神の役割(三神一体)
宇宙の創造・維持・破壊の流れを三神一体(トリムールティ)といいます。
仏教界にて
のちの左道密教に深く関係しました。
子に韋駄天。
シバ派
インド教の一派で、ビシュヌ神派・ラーマ派とともに、今でも広く信仰されています。
イン ド教は、自己の奉じる主神ごとに各宗派を形成してきました。
シバを最高神とする宗派をシバ派(シバ教)といいます。
この宗派はパーシュパタ派とシバのシッダーンタ派に大別され、さらにそれぞれが分派。
おもな宗派は、 2世紀頃に具体的に形成されました。
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