意味
摩醯首羅天(魔醯首羅天)とは仏界における天部の一つ。
大自在天の化身(同体)です。また、十二天中の伊舎那天とも同体。
キャリア
インドにて
もともとはインド教の最高神である湿婆神(シバ神)。
髪の生えぎわから伎芸天が誕生したエピソードがあります(摩醯首羅大自在天王神通化生伎芸天女念誦法)。
仏教へ天部の仏尊として吸収され、とくに密教では護法神として重宝されています。
住所
胎蔵界曼荼羅では外院の西南隅に配置。
また、色界の頂上に位置して、仏法を守護する神です。
形姿
容姿端麗、演奏闊達。
二臂・四臂・八臂・十八臂などの諸像があります。
牛に乗っていることが多いです。
雲崗石窟には三面八臂像があり、日本では図像に描かれた以外にほとんどありません。
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