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勝鬘経

経典・文献
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概要

勝鬘経しょうまんぎょうとは、勝鬘師子吼一乗大方便方広経といい、朱の那跋陀羅が訳した仏典です。

聖徳太子が法華経維摩経とともに訳註を書いた仏典です。

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形式

コーサラ国プラセーナジット王(波斯匿王)の娘の勝鬘夫人が主人公で、ブッダの威神力を承けて説法します。

内容

基本思想

一乗真実の道理と如来蔵法身について説いています。

女人成仏

よく鎌倉仏教の祖師たちが女人成仏を初めて説いたといわれます。

しかし、聖徳太子が書いた勝鬘経の訳註書は、すでに女人成仏思想を理解していました。

勝鬘経と愛染堂勝鬘院

聖徳太子が建立した日本最古の官寺「四天王寺」は、敬田院・施薬院・療病院・悲田院から構成。

このうち施薬院が愛染堂勝鬘院に継承されました。

施薬院で聖徳太子はあらゆる薬草を植えて、病気で悩 む人々に分け与えました。

ここで、太子は勝鬘経という仏典を講じたので、施薬院を勝鬘院というようになりました。

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