意味
回向文とは、勤行・法要などの終わりに唱える文。
読経の功徳を自他や死者の成仏往生などに回向する目的があります。
種類
長文を読むこともありますが、多くの場面では短文を使います。
自力宗
禅宗・真言宗・天台宗などの自力宗では、「法華経」化域喩品の一部を唱えるのが一般的です。
漢文「願以此功徳、普及於一切、我等与衆生、皆共成仏道」。
他力宗
浄土宗、浄土真宗、時宗などの他力宗では、唐の善導の「観経」玄義分序偈を唱えるのが一般的です。
漢文「願以此功徳、平等施一切、同発菩提心、往生安楽国」。
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