意味
中国説話に登場します。
江戸時代は別に解釈していましたが、魚籃観音と同じエピソードで、馬氏の婦となった観音の化身。
中国道教の女性神と同じ衣服を着用し、一応、像容は魚籃観音と異なっていました。
宋代服装の美女が、折本の経文を両手に持って読む形姿(伝・李龍眠筆)。
エピソード
むかし一人の美女が、相手を選ぶ条件として「普門品」を誦せる者、また「金剛法華経」7巻などを課して、次第に競争者の数を減らしました。
その結果、馬氏の子息だけが目的を達成してその美女と結婚しましたが、直ちに死にました。観音が方便を用いたといわれます。
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