意味
羂索とは五色線を捲った索です。
宝索や金剛索ともいいます。
もともと戦具・猟具でしたが、密教的に難化の者を降伏させる意味があります。金剛界曼荼羅の金剛索菩薩が降伏を担当。
また、結護の意味もあり、首に掛けて福徳を得て罪障を滅するものたして、三昧 耶形とする仏尊も。
これに当てはまるのが、不動明王・不空羂索観音・千手観音など。
なお、一端に鐶、一端に半独鈷杵を付けるのもあります。
水天の龍索や龍王の蛇索も用いられます。
珠索というものは、珠玉を連ねた索の意味から、両端に珠を付けます。
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