概要
観無量寿経とは浄土系の各宗旨の正依経典で浄土三部経の一つ。
観無量寿仏経や観経とも。
劉末の最良耶告訳がスタンダードです。
内容
インドのマガダ国を治めたピンピサーラ王の韋提希夫人が主人公。
彼女は、自子のアジャータシャトル(阿闍世王)の悪逆に苦しめられていました。
そして、神通をもって十方の浄土を示し、十六観によって阿弥陀如来とその浄土の荘厳を説きました。
注釈書
遠智顗吉蔵の注疏のほか、浄土教の発展には善導の四帖琉が重要となりました。
観無量寿経疏は唐の善導が書いた観無量寿経の註釈書です。
観経四帖疏・四帖疏・証誠疏ともいい、玄義分・序分義・定善義・散善義の4帖から構成されています。
他力の解釈から説明し、法然の信仰もここから導かれました。
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