意味
真言宗醍醐派とは醍醐寺(京都市伏見区)を総本山とする真言宗の1宗派。
通称、醐山や醍醐山とも。
- 宗派名:真言宗醍醐派
- 紋章:五七桐(慣用)
- 本山:総本山醍醐寺(京都市伏見区醍醐東大路町22)
- 宗祖:弘法大師
- 派祖:理源大師
- 中輿:義演准后
特徴
真言宗古義派に属し、真言宗系の修験道を支配。
歴史
近代
修験寺院が全面的に廃止され、醍醐寺内に恵印部を設置して統制。
1879年に一宗一管長制が敷かれ、総本山・長者寺である東寺の傘下に入りました。定額寺を大本山として醍醐寺・三宝院がともに名を列ねました。
1905年に独立して醍醐派を公称。
1907年の古義4派(東寺・山階・小野・泉涌寺)の連合独立宣言には〈古義八派〉を組織して対抗しました。
1919年に醍醐寺を派内に編入して恵印部を廃止。
第二次大戦中に日本帝国政府により古義・新義真言宗が「大真言宗」に統合。
戦後
1946年に真言宗醍醐派としてふたたび独立し1952年に宗教法人格を取得。
教育機関
- 醍醐山伝法学院
- 種智院大学(→綜芸種智院)
- 宗教法人真言宗洛南学園
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