概要
観自在菩薩説普賢陀羅尼経とは雑密の聖観音法。
Saman-tabhadra-nāma-dhārani の訳で、略して観自在説普賢経・観音説普賢真言経。
不空訳で空海・円仁が請来。
同本異訳に智通訳「清浄観世音普賢陀羅尼経」があり、チベット語訳も漢訳と一致します。
内容
仏様が王舎城の霊鷲山に在住していたとき、観音菩薩が仏様の許可をえて金剛曼荼羅三昧に入り、むかし、月上光如来から受けた普賢陀羅尼を説いて、聞受したときの功徳を述べています。
また、結方隅界・迎請の陀羅尼を説いて諸難をまぬがれ、観音を見て首楞厳三摩地を証得すべしと説いています。
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