意味
鳳凰とは極楽鳥(南洋産)に類似する空想上の禽鳥。
モデルとなった極楽鳥は鳥類スズメ目の科で、グループ名としてフウチョウで知られています。
歴史
中国後漢時代から装飾文様として用いられてきました。
中国では雄を鳳、雌を凰といい、瑞鳥(吉兆をもつ鳥)。
西域の伝説や絵画に由来し、日本には仏教ととともに伝来。
瑞祥文様として用いられ、絵画・彫刻・文などに多くの遺例があります。
代表的な寺院は、宇治平等院の鳳凰堂で、屋上にある鳳凰の彫刻で名を得ました。
一般的には、神奥の頂装や旗竿の頭飾などに用いられてきました。
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