概要
勝鬘夫人は紀元前インドの在家仏教徒。
コーサラ国(舎衛国)プラセーナジット王(波斯匿王)の娘で、アヨーディヤー国王と結婚。
王妃シュリーマーラーともいいます。
父にしたがいブッダに深く帰依しました。
夫人は勝鬘経の主人公で、ブッダの加被力によって法を説いたエピソードが書いてあります。
文化財
木造勝鬘夫人・十一面観音菩薩坐像
大阪市指定文化財です。
- 分野/部門:有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕
- 所有者:真言宗勝鬘院愛染堂(大阪市天王寺区)
1694年に四天王寺僧侶の一舎利が女性の信者の供養のために造形。
17世紀末は、勝鬘院に伝わる祭祀「愛染まつり」が形を整えた時期でもあり、勝鬘院と勝鬘夫人との深い縁を感じます。
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