概要
持国天は四天王の1つ。
東方の守護神として、帝釈天の眷属を勤めます。
住所
須弥山の第四層にある賢上城に住みます。
形姿
身体は赤色で、表情は神王形か忿怒形。
鎧の上に上衣を着て、左手に大刀か槊を持っています。
右手は股の上に覆せて置き、脚を交えて坐っています。
異なる形姿に、左手に刀、右手に宝珠を持つものがあります。
立像では邪気を踏むことも。
文化財
- 持国天立像(四天王のうち):中国・清時代・18~19世紀、銅造・鍍金。→文化遺産オンライン
- 木造四天王立像:鎌倉時代(13世紀)、4躯ともヒノキ材・寄木造・玉眼・彩色(後補)、像高は持国天58.7cm、増長天54.8cm、広目天56.5cm、多聞天57.4cm。宗教法人二尊院(京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町)、有形文化財(美術工芸品)。→文化遺産オンライン
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