概要
瑜伽大教王経とは2種類の経典の名前です。
施護訳
「無二平等最上瑜伽大教王経」の略。施護訳で6巻。
「金剛頂経」第十六会のうち、無二平等瑜伽の一部で21分にわたって説いています。
法賢訳
法賢訳で5巻、雑密。
8品で大遍照金剛如来(大日如来の異称)が金剛手菩薩(金剛薩埵)の質問に答えて三昧耶曼荼羅、彫像法、観想法などを説き、菩提心から各種の修法・護摩法を明かします。
また、以上の秘法は愚痴の者には与えてはなりません。法儀に従わねば成就しないこと、この法を修すれば煩悩を断じて仏果を証せるとも説きます。
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