大阪メトロ谷町線でお寺めぐり

終活に仏寺めぐりを考える

終活・送活
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終活と平均寿命

終活とは、死に向かい合って自分らしく生きることをめざす取り組みのことです。

日本人の平均寿命は、男性が82歳、女性88歳と、いずれも延びる一方です。

そのため、老人の期間も長くなり、自分自身や家族が死後に残すものや、自分が死んだ後のことを考える人が増えています。

いまや、終活アドバイザーという資格さえ登場しています。

平均寿命が伸びるにしたがい、ますます終活が注目されています。

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厚生労働省の提案する人生会議

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

厚生労働省では、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を策定しています。

このガイドラインは「人生会議」という取り組みを提唱してします。

もしもの時に備えて、私たちが望む医療やケアについて前もって考える提案です。

家族・親族や医療チーム・ケアチームと繰り返し話し合い、医療やケアの対策を共有する取組です。

終活のはじめ方

Mircea – All in collectionsによるPixabayからの画像

一般的には、定年を迎える60代から終活をはじめるケースが多いです。

終活をスタートするには、以下のような準備が必要です。

  1. もっている財産を洗い出す
  2. 身の回りのものの整理をする
  3. エンディングノートや終活アプリに記録する
  4. 遺言書をつくる
  5. かかりつけの病院で終末期医療などに関する希望を出す
  6. 葬式やの準備をすすめる

エンディングノート

PexelsによるPixabayからの画像

エンディングノートとは、自分の死後や万が一の事態に備えて、自分の希望や気持ち、財産やメッセージなどを家族や親しい人に伝えるために書き残すノートです。

相続、葬式、お墓、遺言書、延命措置、介護などについて記すことができます。

書店やインターネットで購入したり、無料で入手したりすることができます。

Amazonでエンディングノートをさがす

お葬式やお墓の準備をすすめる

グローバル時代のもとで、都市への還流傾向が強いいま、田舎のお墓はますます疎まれる存在に。

それでも先祖供養や墓参はしたい。

どんな打開策があるでしょうか。

お墓の引越し

ThomasによるPixabayからの画像

お墓の引越しとは、改葬ともいって、遠方にあるお墓を自宅近くに引っ越しさせることです。

もともとのお墓を閉じる意味から、墓じまいともいいます。

お墓の維持・管理が難しくなったことが理由ですが、具体的にどんな状況が考えられるでしょうか。

引越しの理由

  1. お墓が遠く、墓参りができない
  2. 承継者がいない
  3. お寺との関係が悪化したため(風化した)
  4. 墓地の管理が大変になった

引越しの方法

  1. 遺骨と石碑を一緒に移動する:石碑を設置する土地も必要
  2. 遺骨だけを移動する:「墓じまい」をする必要
  3. 遺骨の一部を移動する(分骨):家族・親族間での緻密な協議が必要

お墓の引越しや墓じまいでは、煩わしい行政手続きや永代供養の有無などが気になるポイントです。

最近では、これらの点を解消してくれるサービスが登場しています。

一例に「墓じまい:お墓のミキワ」では、相談、行政手続き、墓石解体、供養先紹介などをトータルサービスで行なっています。

簡単に資料請求してみることをおすすめします。

お葬式やお墓の準備

生前戒名・生前契約という言葉が定着してきました。

仏寺めぐりをしていると永代供養や納骨を保証するサービスが、生前契約をともないながら注目されていると感じます。

ここでは、期間の延びはじめた終活をはじめ、御本人・御家族・親族の方々の成仏を実現させるサービスを御紹介し、今後の生活を安心できるものを分かりやすくまとめています。

御朱印集めからはじまる終活

大阪市住吉区の喫茶室グアドゥアコーヒー。2021年6月1日に訪問・撮影。

私の実感では、終活は御朱印集めから始まっています。

気になる悔恨は読経追善供養をやりながら、他方で、地域社会の一環として自分の生活を活性化させることが大切です。

これまでの人生や趣味を仏寺めぐりで整理し、御朱印帳や御朱印掛け軸などに一本化して断捨離をする方々が増えています。

このことは、自己と社会との有機的なつながりが求められていることに他なりません。

御朱印集めや仏寺めぐりをとおして、清々しい空気を吸ってみましょう(^o^)

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