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色衣

僧侶スタイル
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概要

色衣しきえとは、律令体制で禁止された不如法色の五正色(青・黄・赤・白・黒)や、五間色(碧・紅・紫・緑・瑠黄)で染色(染織)された法衣。

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歴史

唐代に天子(中国皇帝)が高僧に賜ってから制度化しました。

日本では奈良時代から色衣を採用。

僧綱制度が確立すると、官服に準じて僧位・僧官を区別しました。

僧綱制度とは、仏教の僧尼を統轄して大寺院を管理する役職。

もとは袈裟に適用されていましたが、のちに法衣にも導入。

また、中世までの色衣は、綸旨による許可制によって使用可否が決められましたが、江戸時代から一般僧侶も着用。

ランク

朝服に準じて紫衣が最上。

青蓮院・御室御所(仁和寺)・嵯峨御所(大覚寺)が許状を発行。

近代化とともに、国家の統制を廃して各宗旨・宗派の官長が許状を出すようになりました。

密教の色衣

また、密数では、四種法を色彩で区別して、各法ごとに色衣を着用します。

  • 息災法:白色
  • 増益法:黄色
  • 降伏法:黒色
  • 敬愛法:赤色

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