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四万六千日

仏界
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意味

四万六千日しまんろくせんにち とは縁日の一つ。

観音菩薩の特定の功徳日として、7月10日に参詣したものは向こう4万6千日参詣する功徳に相当するという説にもとづきます。

観音の功徳日は、毎月1回定められた日の参詣が90日ないし4万6千日の功徳をいいます。

そのうち、7月10日は代表的な日で、浅草寺(俗に、ほおずき市)をはじめ関東に多く設定されています。

4万6千の数については俗説がさまざまですが、仏典にはこれに相当する数は出てきません。8万4千の法門や、阿羅漢にいたる修行の四向四果における8642万10千劫などの近似値はありますが、いずれも、最大限の日時を示す象徴的数字です。

辛うじて4万6千の根拠といえば、「釈摩訶術論」の本覚の信の思想が根底か…。

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