意味
弘法大師請来目録に「金銅盤子一口」とあり、これに該当するものが東寺に伝わっています。
金剛杵だけを置く小金剛盤もあり、対比的に金剛盤を大金剛盤といいます。
形状
先述の東寺のものは縁を鍔状にして胎面を凹ませ、輪宝、三鈷杵などを毛彫りし、底に花足をつけたもの。
同種の品が醍醐寺などにあります。
後世の一般形は盤の縁を三角形に近づけ、四弁の葉形で縁どり底に三脚をつけたもの。
文化財
金銅密教法具
- 国宝・重要文化財(美術品)
- 公益財団法人藤田美術館(大阪市都島区)
- 重文指定年月日:1967年06月15日
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