意味
堂内墓地とは、屋内にある墓地。
天候に左右されず、手ぶらで気軽にお参りできることが特徴です。
種類
堂内墓地には2つの種類があります。
- ロッカー式…納骨場所へ参拝者が行く
- 可搬式(自動搬送式)…納骨場所から遺骨が参拝室へ運ばれてくる
ロッカー式堂内墓地
ロッカー式堂内墓地は納骨堂ともいわれ、屋内の納骨場所へ行って参拝します。納骨場所と参拝所が同じです。
参拝ブースは契約者単位ですから、掃除や花の手入れなどは契約者側がおもに行ないます。
1980年代頃から都市部で普及してきました。
可搬式(自動搬送式)堂内墓地
可搬式堂内墓地では、納骨場所から逗子がクレーンやベルトコンベアで参拝室へ運ばれ、そこで参拝します。
納骨場所と参拝所が別です。
20世紀末に東京で登場し、大阪では2010年代から認知されはじめました。
参拝室をシェアするため、掃除や花の手入れなどは墓地運営側が行ないます。
首都圏では浄土真宗東本願寺派(大谷派)の興安寺が本郷陵苑として運営。
大阪市にある堂内墓地
永代供養付きの人気が高く、真言宗国分寺派の国分寺(国分寺御廟・大阪市北区)や法蔵寺(大阪御廟・大阪市淀川区)が、可搬式堂内墓地と併用して導入しています。
販売面で霊園墓石のヤシロと提携していて、このような経営タッグは都市部でよく見られる傾向です。
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